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みなさんは高速道路の活躍する場が

ドライバーの休憩以外にも

意味を担っていることを知っていますか?

 
場所によっては観光目的で

地域の復興に役立っている場所もあります。

 
そのほかにもなんと、

「災害時の防災拠点」

としての役割を果たすような

動きがあります。

 
今回はそんな

サービスエリアの防災拠点化

について紹介してきます。


サービスエリアの防災拠点化とは?

東日本大震災の時、

食糧供給・救護・救援のため

サービスエリアが被害地への

前線基地として活用されました。

 
その成果を見直され、

徐々にですが各サービスエリアの

防災拠点化が進んでいます。

 
日本全国に張り巡らされている

高速道路のサービスエリアが

防災拠点になると

いざ災害時に心強いことこの上ありません。

 

防災拠点化されたサービスエリアはどこ?

震災の後の2014年3月、

東日本高速道路にて

全国初となる防災拠点機能を併設した

新型サービスエリア

「常磐道・守谷サービスエリア」

を開設しました。

 
こちらは首都直下型地震などの

広域災害時の防衛拠点化機能を

搭載されています。

 
また、

静岡県と中日本高速道路は

予想されている南トラフ巨大地震などの

大規模災害対策として

新東名高速道路のSA/PA全36か所を

防衛拠点とする協定を結びました。
 
サービスエリア防災拠点

静岡県駿河湾沼津SAなども

空路搬送の拠点に定められています。

 
この他にも、各地の道の駅

栃木県茂木町

新潟県見附市

などが防災拠点化に取り組んでおり

各地に広がる見通しです。

 

サービスエリアにある備えとは?

防災拠点化されたサービスエリアでは

訓練、備えを常に怠らず対応しています。

 
備えとしては

  • 救護用エアテント
  • 簡易トイレ
  • 食料
  • 紙おむつ

などをそろえており、

その数およそ30種類です。

 
それぞれ駐車場の台数から

割り出された収容人数が

3日間生活するための

備えとして準備されています。

 
日本では3日の間に

自衛隊による救援が来る

と言われてます。

 
どのような状況においても、

まずは3日対応できれば

各地の支援が供給可能となります。

 

サービスエリアにおける訓練もある?

先ほども言いましたが、

いざ災害が起きた時に対応できるよう

SAでも都度避難訓練も欠かさず

行われています。

 
過去、中継基地として

使用された教訓で

電力、通信、燃料補給機能の

強化も指摘されています。

 
SAによっては

発電機や太陽光発電機を

とりいれている場所まであります。

 
ヘリポートの拡張も

議題としてあがっており、

新東名駿河湾沼津SA(上り)では

2017年3月スマートIC完成後に

再整備する予定もあります。

 

みなさんが普段何気なく

使用している

サービスエリア、パーキングエリアでも

このような安全対策をしています。

 
いざというときに防災拠点として

頼りになるサービスエリアが

もっと増えていくと良いですね。

 

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サービスレンジャー
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サービスエリアを活性化させる為にやってきたピンクのサービスレンジャー!皆さんがより楽しいの旅ができるよう日々調査しています。